―よみがえる記憶―『MAD et LEN』 POP UP EVENT × 中嶋寿子
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「プルーストを読む『失われた時を求めて〜無意思的記憶』」
講師:芳野まい(フランス文学研究者/セゾン現代美術館理事)
【日時】11月9日(土)16:00開演
【会場】gamadan
【参加費】3,500円(税込) 定員20名
ルームフレグランス『MAD et LEN』(マドエレン)。ブランド名は、マルセル・プルースト著『失われた時を求めて』の有名な挿話からとられました。味や匂いといった感覚から突然に呼び覚まされる記憶。その記憶をプルーストは「無意思的記憶」と表現したのです。
20世紀最高の作家のひとりであるマルセル・プルーストが半生をかけて書き上げた『失われた時を求めて』は、大長編であり独特の文体が難解とされ、読破を断念した方も多いかもしれません。しかし100年以上たっても人気は色褪せることなく、愛され続けているだけの理由があるはずです。
マルセル・プルースト研究者の芳野まい先生をお招きし、プルーストの人物像、当時の文化背景から、名著「失われた時を求めて」の魅力を解き明かしましょう。