訳者が語る「ファッションの女王」とフランス革命
講座内容
「マリー・アントワネットのファッション」というと、どんなことを思い浮かべるでしょうか?変わった名前のドレス、奇抜なボリュームの髪型(「プフ」)。あるいは湯水のようにお金を使って国民の反感を買い、ついには革命に至ったことでしょうか?実際にはそれは、オーストリア時代から断頭台にのぼるまでさまざまな時期があり、そして一貫して、自分をとりまく状況に対する高度に「政治的」なステートメントでした。
フランス18世紀史の権威キャロリーヌ・ウィーバーが、マリー・アントワネットとフランス革命との関係について、ファッションを通して描いた「Queen of Fashion」。この大作を、豊富な図版で視覚的にイメージを掴みながら、ご一緒にひもといていきましょう。(講師・記)
日時 4/28(木) 11:45-13:15 *1回