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2009.10  『ドン・ファン』 翻訳・台本作成 @静岡県舞台芸術センター

『ドン・ファン』

 

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ヨーロッパと南米の2大陸をまたにかけ活躍する演出家オマール・ポラスがこの秋、SPACの俳優とともに創りあげるのは神をも恐れぬ男が織り成す愛 の神話。現代ではプレイ・ボーイの代名詞として語られるドン・ファン、女を誘惑しては逃げ出すというこの不道徳男の魅力にあなたも虜になってしまう!?コ メディア・デラルテ以来の伝統的な仮面劇とSPACの俳優の身体が出会い、軽快なリズムにのってラテンの極彩色に彩られた舞台の幕がいまあがる!

あらすじ

セビリアの色男ドン・ファンにかかればどんな女性も恋をする?!
上品な貴族の令嬢も、勝気な漁村の娘も、純朴な農夫の花嫁まで、ドン・ファンがささやく愛の言葉とその魅惑的な瞳に、どんな女性も惹き込まれてしまう。
しかし不実なドン・ファンは、行き当たりばったりな愛の種をそこらじゅうにまきちらし、泣かされた女は数知れず。挙句には友を騙して忍び込んだ恋人の家で 彼女の父親を殺してしまう。そんな悪行を重ねた末、ドン・ファンのもとに殺した父親の石像が亡霊となって現れ、彼を食卓に招く。恐れを知らぬドン・ファン は石像の晩餐に出向くが、その瞬間、彼の身体は業火に焼かれ、石像とともに地獄へ引きずりこまれてしまう。